ツルオカ アケミ    TSURUOKA Akemi
   鶴岡 明美
   所属
人間文化学部 歴史文化学科
 
生活機構研究科 生活文化研究専攻
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/01
形態種別 単行本
標題 校訂 原本 古画備考
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 思文閣出版
担当範囲 巻6、巻17、巻18、巻31の校訂
著者・共著者 古画備考研究会
概要 『古画備考』(48巻53册)は、江戸幕府お抱えの奥絵師、木挽町狩野家に生まれた朝岡興禎(1800~56)が、飛鳥・奈良時代より江戸後期にいたる書画に関する情報を集め、嘉永3年から4年(1850―51)にかけて執筆した書物である。本書はこの『古画備考』の原本(東京藝術大学附属図書館蔵))を翻刻し、この原本を東京帝室博物館員の太田謹らが増訂し、弘文堂から明治36~38年(1903~05)に第1版を刊行した、増訂『古画備考』、およびその底本となった東京国立博物館所蔵の「図書寮印」の印章が捺された写本と校合して明らかになった校異、および増補箇所を脚註部にまとめたものである。校訂の担当箇所は巻6、巻17、巻18、巻31であり、その他編集委員として主に脚註部の統一的表記の方針策定に関わった。