シマザキ サトコ    SHIMAZAKI Satoko
   島﨑 里子
   所属
国際学部 英語コミュニケーション学科
 
女性文化研究所 所属教員
 
文学研究科 英米文学専攻 博士前期課程
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 Judith像の受容と変容 – 古英語訳Judithを中心に
執筆形態 単著
掲載誌名 『昭和女子大学女性文化研究所紀要』
出版社・発行元 昭和女子大学女性文化研究所
巻・号・頁 (34号),1-16.頁
概要 旧約聖書経外典の『ユデト書』は、西洋絵画や文学の分野で古くから多くの画家や作家達の想像力を刺激してきた。未亡人Judithが、美貌を武器に異教徒の敵将の寝首を掻き、戦火の祖国を救うというストーリーは、ギリシャ語訳やラテン語訳を経て、古英語期の英国へも伝播する。英国人訳者達は、自らの価値観に合致するように、原典を巧みに改変した。本稿では、Aldhelm、韻文Judith、Ælfricの3つの版を比較し、特にJudithの装身具の描写に焦点を当てて改変の実際を明らかにすると同時に、Ælfricが装身具の中から削除した百合について考察し、新たな知見を付け加えた。