シミズ ユタカ    SHIMIZU Yutaka
   清水 裕
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
発行・発表の年月 2003/03
形態種別 その他
標題 非行少年の自我構造に関する総合的研究
執筆形態 共著
掲載誌名 平成12～14年度科学研究費補助金(基盤研究(Ｃ)(2))研究成果報告書
著者・共著者 安香　宏、大川　力、新田健一、清水　裕、鈴木　護、田中純夫、田中奈緒子、馬場誉史亜、宮崎悠華、藤田宗和、門本　泉、田中かおり、寺崎武彦
概要 非行少年と一般少年の間で、表情認知と意識特性および行動経験の差異を比較した。表情認知に大きな差異はないが、現状への諦めから暴力を肯定する傾向が非行少年の非行を促進させ、認知的共感性が一般少年の非行定着を抑止させる事実が示された。また、迷惑行動をとる者は、非行・一般少年ともに、暴力を正当化したり、大人不信や現状への諦めから暴力を肯定する傾向が強いほか、非行少年では親密な人への共感性や思いやりが、より広い他者には繋がりにくい傾向が示唆された。(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能)