ホンダ ハワード モトコ
HONDA Howard Motoko
本多 ハワード 素子 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 求職者の人物評価に影響するエントリーシートのストーリー性と自己呈示方略 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
巻・号・頁 | 16,11-19頁 |
著者・共著者 | 本多ハワード素子・入吉礼菜 |
概要 | 就職活動で用いられるエントリーシートの記述について、ストーリー性(過去の失敗経験から新たな自己発見をしたという記述の有無)と自己呈示方略(自己高揚・自己卑下)の2要因を独立変数として、人物評価に対する影響をシナリオ実験により検討した。人物評定は、個人的親しみやすさ、自信(能力)、社会的望ましさ(真面目さ、成員としての魅力、常識、素直さ)である。結果から、自己卑下的自己呈示には個人的親しみやすさを上昇させる効果があること、ストーリー性がない場合には、自己卑下的自己呈示により、社会的望ましさの常識の評定値が高くなることが示された。一見、エントリーシートにそぐわないような自己卑下的自己呈示が、なぜ、日本の就職活動の相互作用の文脈で効果的であるかについて考察した。 |