イマイ ミキ
IMAI Miki
今井 美樹 所属
人間社会学部 初等教育学科
女性文化研究所 所属教員
生活機構研究科 人間教育学専攻
現代教育研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/10 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 日本調理科学会プロジェクト研究「環境と調理科学」 報告書 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本調理科学会 |
担当範囲 | 食文化と生活環境ー家庭内調理と調理の社会化の変化を中心にー(pp.35-39) |
著者・共著者 | 江原絢子,今井美樹,松本美鈴,大久保洋子,福田靖子,畑江敬子,下村道子 |
概要 | (全体概要)
本報告書は日本調理科学会「環境と調理科学」特別研究委員会による約2年間研究した成果である「環境と調理科学」の研究報告である. (担当部分概要)pp.35-39 食文化と生活環境ー家庭内調理と調理の社会化の変化を中心にー 近代以降に出版された食記事を掲載した雑誌類を通して,家庭内調理の担い手の変化とそこに求められたものについて調査することにより,家庭内調理の環境がどのように変化してきたのかを明らかにしようとした. その結果,明治期においては,中流階層の家庭調理の担い手は使用人が中心であったと見られるが,主婦自ら調理の担い手となるべきとの風潮が強くなり,大正期には次第に主婦が食事計画,調理の一切を運営していくとの考え方が浸透し,家族の健康・団欒をはかることが良い主婦の条件であるという「主婦像」が形成されていくと推察された.また,昭和初期には,都市部における家族での外食が少しずつ浸透していく兆しが見られ,家庭内調理環境を変化させていると考えられる.(共同研究につき,本人担当部分抽出不可能) |