ヒロタ タク
HIROTA Taku
廣田 拓 所属
全学共通教育センター
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006 |
形態種別 | その他 |
標題 | ピケテーロス運動が創出する公共性―アルゼンチンに再編される市民社会」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | オルタ |
出版社・発行元 | アジア・太平洋資料センター |
巻・号・頁 | 19-21頁 |
概要 | 1990年代前半にドラスティックな新自由主義改革を断行したアルゼンチンでは、その経済改革の負の影響を受けた人々による反動が起こった。1990年代半ばより、失業労働者による幹線道路の封鎖運動(=ピケテーロス運動)が生じた。本論文では、この運動の役割と意義を分析した。この運動は、既存の代表制の外にある討議の空間・回路である点で、新たな公共性を育む可能性を示唆した。しかし、他方で、この運動がクライエンティリズムの再強化にもなりうる問題点も指摘した。 |