教員情報 | 昭和女子大学

マツザワマサコ MATSUZAWA Masako 松澤正子所属人間社会学部心理学科生活心理研究所所属教員生活機構研究科心理学専攻生活機構研究科生活機構学専攻職種教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2024/03
形態種別	大学・研究所等紀要
査読	査読あり
標題	養育者による幼児への読み聞かせ行動と意義の意識との関連
執筆形態	共著
掲載誌名	昭和女子大学生活心理研究所紀要
掲載区分	国内
巻・号・頁	26,33-47頁
担当区分	最終著者
著者・共著者	若洲日緒鈴・松澤正子
概要	3,4歳児の養育者（父親107名と母親140名）を対象に、読み聞かせの意義についての意識と読み聞かせ行動に関する質問票調査を実施した。「創造性の育成」「社会性の獲得」「愛着の形成」の意義の意識が高い母親ほど、会話型の読み聞かせを楽しみ、読み聞かせの頻度や時間が多いことがわかった。一方「読み書き能力の発達」の意義の意識が高い母親は教育的な読み聞かせをし、ポジティブな感情が高まらないことがわかった。また、意義の意識の高い父親は、教育的な読み聞かせをし、それをポジティブに感じることがわかった。また母親と父親のいずれにおいても、「愛着の形成」についての意義の意識の高さは、絵本の読み聞かせ中のポジティブ感情の高さと関連しており、またネガティブ感情の低さと関連していた。