マツナガ シノブ    MATSUNAGA Shinobu
   松永 しのぶ
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/03
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 青年期における過去の恋愛体験による心理的変化―失恋ストレスコーピング・内省傾向に着目して-
執筆形態 共著
掲載誌名 昭和女子大学生活心理研究所紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 16,69-80頁
著者・共著者 共著者:平沢康子・松永しのぶ
概要 青年の過去の恋愛体験による心理的変化を明らかにし、過去の恋愛状況、失恋ストレスコーピング、内省傾向が恋愛体験による心理的変化に与える影響を検討することを目的に、大学生、大学院生566名に質問地調査を実施した。因子分析の結果、過去の恋愛体験による心理的変化は、「自己拡大」、「精神的ゆとり」、「ジェンダーアイデンティティ」、「自信」の4因子が抽出された。重回帰分析の結果、「自立した恋愛」は、肯定的な心理的変化をもたらし、「未熟な恋愛」は、男性では「自己拡大」と「ジェンダーアイデンティティ」を高め、女性では「自信」を低めること、「内省傾向」の少なさは、男性では「自信」を高め、女性では「自信」を低めること、男女ともに「失恋からの回避」が有効な失恋ストレスコーピングであることが示唆された。
(担当部分概要)第二著者が指導した第一著者の修士論文を第二著者が再構成し、共同執筆した。