マツナガ シノブ    MATSUNAGA Shinobu
   松永 しのぶ
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 その他
標題 成人女性の未来展望における喪失感と獲得感―ひとりの受容、つながりの形成との関連―
執筆形態 共著
掲載区分国内
担当範囲 本文全44頁(内担当部分22頁)
著者・共著者 共著者:大石美佳、松永しのぶ
概要 (全体概要)平成26年度~平成29年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究C(研究代表:大石美佳、分担研究者:松永しのぶ)の研究成果報告書である。本研究の目的は、50歳前後の成人女性の未来展望を明らかにし、未来展望に影響を及ぼす要因について、「個」の発達と「関係性」の発達の2つの側面から、数量調査によって実証的に検討することであった。本報告書では、2つの予備調査を踏まえて独自に作成した「獲得感」「喪失感」尺度を用いて、現在の生活状況、心理的適応と未来展望との関連について検討した。その結果、将来における獲得感・喪失感は、現在の生活状況、心理的適応と密接に関連していることが明らかになった。
(担当部分概要)研究計画段階で将来に対するサポート期待を研究デザインに入れた。現在の生活状況、心理的適応の良好さと将来に対するサポート期待との関連を検討し、将来のサポート期待が「獲得感」と正の関連があることを明らかにした。