マツナガ シノブ    MATSUNAGA Shinobu
   松永 しのぶ
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/03
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 心理学専攻修了生の心理支援専門職としてのキャリア形成－現在の就労状況、職務満足感からの検討―
執筆形態 共著
掲載誌名 昭和女子大学生活心理研究所紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 22,35-46頁
著者・共著者 共著者：百瀬良・松永しのぶ
概要 本研究では、昭和女子大学大学院生活機構研究科心理学専攻の修了生を対象に心理支援専門職としてのキャリア形成について検討した。95名の心理支援専門職に就く修了生が回答した質問紙調査を分析した。結果は以下の通りである。（1）回答者の93.7%が臨床心理士、76.8%が公認心理師資格を取得していた。（2）回答者の85.3%が心理支援専門職として就労していた。常勤勤務が38.3%、非常勤勤務が61.7%であった。1領域勤務が69.1%、複数領域勤務が30.9%、１機関勤務が56.8%、複数機関勤務が43.2％であった。（3）81.5%の人が「臨床心理面接」を、79.0％の人が「臨床心理アセスメント」を実施していた。（4）勤務領域は、「保健・医療」が30.9%、「福祉」が25.9%、「教育」が22.2％であった。（5）83%の人が職務に満足感を感じていた。職務満足感は、雇用状況や勤務領域、実務年数で差は認められなかった。（6）退職経験がある人が84.0%に上った。「雇用条件」「ライフイベント・ライフプランニング」「専門性追求」を退職理由に挙げた人が多かった。また、「専門性追求」「ワーク・ライフ・バランス」「雇用条件」を念頭に職場を選択していた。
（共同研究につき、本人担当部分抽出不可能）