マツナガ シノブ
MATSUNAGA Shinobu
松永 しのぶ 所属
人間社会学部 心理学科
生活機構研究科 心理学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
生活心理研究所 所属教員
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 青年期における友人グループに所属する理由――学校段階、性別による検討―― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学学苑・人間社会学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (952),1-10頁 |
著者・共著者 | 共著者:杉田綾香・松永しのぶ・河野義章 |
概要 | 本研究の目的は、青年が友人グループに所属する理由を明らかにし、学校段階別、性別の違いを検討することであった。中学、高校、大学生、計556名(男性275名、女性281名)が回答した質問紙調査の結果を分析した。
友人グループに「所属している」人は、499名(89.7%;男性241名、女性258名)であり、グループの平均人数は、5.82人(SD=3.69)、男性6.27人(SD=4.19)、女性5.41人(SD=3.12)であった。友人グループに所属する理由は、因子分析の結果「孤立回避」、「サポート希求」、「情報共有」の3つから構成されていた。「孤立回避」「情報共有」は高校生、大学生が中学生よりも高く、「サポート希求」は女性の方が男性よりも高かった。青年期の友人グループへの所属理由には、孤立を避けたいという消極的理由と仲間と情報を共有し支え合いたいという積極的理由の2側面があることが確認できた。 (担当部分概要)第三著者の指導で第一著者が作成した卒業論文のデータを第二著者が再分析、再構成し、第一著者と共同執筆した。 |