マツナガ シノブ    MATSUNAGA Shinobu
   松永 しのぶ
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 心理支援職養成大学院におけるウェクスラー式知能検査を活用した学内実習システムの検討―大学附属心理臨床相談室における心理検査のニーズを踏まえて―
執筆形態 共著
掲載誌名 昭和女子大学生活心理研究所紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 昭和女子大学生活心理研究所
巻・号・頁 24,35-50頁
担当範囲 論文全体の構成、分析結果の考察を共同で担当した。
担当区分 最終著者
著者・共著者 百瀬良・松永しのぶ
概要 本研究の目的は、昭和女子大学心理臨床相談室におけるウェクスラー式知能検査のニーズと、心理支援職養成大学院における知能検査を活用した学内実習システムについて検討することであった。調査対象者は、学齢期から成人までの受検者137名である。紹介機関の検査目的は、受検者の診断や治療に役立てるためが多く、社会的ニーズが高まっていることがわかった。本学における心理検査の学内実習システムは、院生が実施法について充分なトレーニングを積み、標準化した実施法を備えて実践に臨んでおり、受検者の利益に資する検査が実施できていると言える。また、院生は、検査実施から結果処理まで有資格者のサポートのある環境で実践を積むことができ、所見作成では、スーパーヴィジョンが受けられるシステムとなっている。また検査のニーズも高まっており、安定した学内実習になり得、大学院と臨床現場を繋ぐ場としても有効な学内実習システムであることがわかった。