タカオ テツヤ
TAKAO Tetsuya
高尾 哲也 所属
食健康科学部 食安全マネジメント学科
生活機構研究科 生活科学研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
女性健康科学研究所 所属教員
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
|
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 女子大学生の月経周期安定化の要因の検討~初経経過年数に着目して~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本食育学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 15(4),209-222頁 |
担当範囲 | 共同研究により抽出不能 |
著者・共著者 | 近藤渚, 小川睦美, 戸谷誠之, 高尾哲也 |
概要 | 本研究は,初経からの年数,食事及びライフスタイルに焦点をあてて,49名の女子大生の間で月経周期安定化を促進する要因を検討した。初経経過年数が8年未満の大学生21名を検討したところ,安定な月経周期と不規則な月経周期の学生の食事摂取または生活習慣に関して明らかな差はなかった。対照的に初経経過年数が8年以上の大学生28名を調べたところ,安定な月経周期の学生は栄養素ではマンガン,α‐カロチン,β‐カロチン,β‐カロチン当量,葉酸及び食品群では,緑黄色野菜が有意に高かった。安定した月経周期の学生は,不規則な月経周期の学生より睡眠も有意に長かった。これは初経経過年数が8年を過ぎているかどうかを考慮した上で,月経周期安定化のための対策を検討する必要があることを示唆している。 |