ヨコヤマ ノリコ    YOKOYAMA Noriko
   横山 紀子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
 
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/12
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 「聴解能力評価に関する研究概観:言語評価のディレンマを克服するために」
執筆形態 単著
掲載誌名 『第二言語としての日本語の習得研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 第二言語習得研究会
巻・号・頁 (12),77-97頁
著者・共著者 横山紀子
概要 音声理解を測ることから困難度が高いとされる聴解評価を取り上げ,以下4つの観点から行われた研究を概観した。(1)評価対象である聴解能力がどう定義されているか。(2)聴解能力はどこまで測定可能か。(3)聴解評価に用いる音声テキストの妥当性はどうか。(4)聴解評価に用いるタスクの妥当性はどうか。また,言語評価には信頼性と妥当性,真正性との間にディレンマが存在することを踏まえ,研究概観を通して言語教育実践者がそのディレンマをどう克服すべきかを探った。社会的な影響の大きい大規模テストが特有の制約を受ける中で,信頼性を重視するが故に妥当性,真正性を犠牲にせざるを得ない側面があることを指摘した上で,以下の提言を行った。①大規模テストと教室評価が役割分担を担い,教室評価が対面聴解や推論解釈,自然な音声の採用,ビデオの採用等,大規模テストに欠落する側面を補完する。②評価の波及効果の研究が必要である。