カラスダニ トモコ    KARASUDANI Tomoko
   烏谷 知子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
 
近代文化研究所 所属教員
   職種
教授
発行・発表の年月 1985/01
形態種別 学術雑誌
標題 喪山
執筆形態 単著
掲載誌名 学苑
出版社・発行元 昭和女子大学近代文化研究所
巻・号・頁 (541号),43-54頁
概要 記の天若日子の殯神話は、書紀では、「新嘗して休臥せる時」とある。天若日子の弔問に訪れた阿遅志貴高日子根神が、穢き死人と間違われたことを怒り、十掬剣で喪屋を切り伏せ、足で蹴とばしたところ、それが美濃国の藍見河の喪山になり、天に飛び去った阿遅志貴神の御名を顕わそうと、同母妹の高比売命が夷振を歌ったという伝承である。殯儀礼と新嘗儀礼は生死を一連のものと捉える上代では表裏一体の関係にあり、この神話が殯宮儀礼と葬送、及び新嘗祭と即位式が分化して行く過程を反映したものであることを考察した。