カラスダニ トモコ    KARASUDANI Tomoko
   烏谷 知子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
 
近代文化研究所 所属教員
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
   職種
教授
発行・発表の年月 2007/01
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 黄泉国訪問神話の構成
執筆形態 単著
掲載誌名 学苑 日本文学紀要
出版社・発行元 昭和女子大学近代文化研究所
巻・号・頁 (795号),1-12頁
概要 伊邪那岐・美の二神は、共に天つ神であり、高天原から天下り、夫婦として国生み神生みをする。しかし、美神は火の神を生むことによって亡くなり、黄泉国に赴く。二神は黄泉比良坂をはさんで生死の問答をかわすことによって、葦原中国の生を司る神と、死を司る黄泉大神とに分離する。二神がこのような展開を遂げるのは、神話に陰陽五行思想や道教思想が取り入れられ、二神の性格に北斗七星の人の生と死を司る性格が分割されて受け継がれるように構成された為である。