キムラ アヤノ    KIMURA Ayano
   木村 あやの
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 心理学専攻
   職種
准教授
発表年月日 2020/11/14
発表テーマ TAT物語産出時の視線運動ー「人物の顔」領域への注視ー
発表学会名 日本ロールシャッハ学会第24回web大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 〇田中奈緒子・木村あやの・大森幹真
概要 大学生を対象として、TAT実施時の視線運動パターンを注視点計測装置(Tobii X3-120)により測定し、視線運動パターンと産出された物語内容を用いて、TATの物語産出時の認知・思考プロセスを検討した。さらに、個人特性としての自閉症スペクトラム指数(AQ)との関連について分析したところ、図版10および図版18GFの顔領域への総注視時間の長さと、AQの下位尺度である「注意の切り替え」「コミュニケーション」に有意な正の相関がみられた。顔領域への総注視時間が長いほど、注意の切り替えやコミュニケーションがスムースでない傾向が示唆された。