キムラ アヤノ    KIMURA Ayano
   木村 あやの
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 心理学専攻
   職種
准教授
発表年月日 2022/09/03
発表テーマ 対人態度とTAT物語産出時の視線運動―自閉症傾向に着目して―
発表学会名 日本ロールシャッハ学会第26回大会
主催者 日本ロールシャッハ学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 大阪
発表者・共同発表者 田中奈緒子・木村あやの・大森幹真
概要 ASD支援に向けた基礎研究として,大学生を対象にTAT実施時の視線運動パターンを注視点計測装置により測定し,産出された物語内容と視線運動パターン,さらに文章完成法心理検査結果を用いて,ASD傾向のある大学生の対人態度について検討した。その結果、ASD傾向の高い大学生は低い大学生に比べて非社交的で孤立しやすく、消極的・受動的な対人態度をとることが示唆された。自閉症傾向の高低に関わらず、図版の主要領域への視線の停留がみられたが、ASD傾向が高い場合に、主要領域とその他の領域が統合されない物語が産出されることが明らかとなった。