イワヤマ タカユキ
IWAYAMA, Takayuki
岩山 孝幸 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
職種
助教
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発表年月日 | 2022/09/21 |
発表テーマ | コロナ禍の脳波検査技師のストレス要因に関する全国調査の事後解析:自由記述データを用いたテキスト分析 |
発表学会名 | 第55回日本てんかん学会学術集会 |
主催者 | 日本てんかん学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 仙台国際センター(宮城県仙台市) |
開催期間 | 2022/09/20~2022/09/22 |
発表者・共同発表者 | 岩山 孝幸・黒田 直生人・久保田 隆文・堀之内 徹・池谷 直樹・北澤 悠・小玉 聡・松原 鉄平・梛野 尚人・音成 秀一郎・曽我 天馬・曽根 大地・高山 裕太郎・倉持 泉 |
概要 | 【目的】コロナ禍における脳波検査技師のストレス要因に関する全国調査(J-IMPACT EPILEPSY)の自由記述データを対象に事後的に計量テキスト分析を行った。
【方法】2021年3~4月に行われた調査の自由記述データに対しKH Coder3による計量テキスト分析を行った。「コロナ禍での検査への従事に関して,あなたの最も大きなストレスは何でしょうか」に対する回答を解析対象とした。先行研究で報告されたストレス要因である性別(男/女)および給与・ボーナスの変化(減額/変化なし/増額)の各群で頻度分析と共起ネットワーク分析を行った。 【結果】128名が最終解析対象となり,平均21.52±14.56語であった。「予防」,「患者」,「不安」で性差が見られた。さらに,「患者-不安」のつながりは女性で有意に多かった(χ2=3.94, p=0.04)。また,「感染-検査」のつながりは減額群で有意傾向ではあるが多かった(χ2=4.45,p=0.09)。 【結論】男性は感染対策による業務負担を,女性は感染不安による心理的負担を懸念することが示唆された。十分な感染対策を講じられない施設の経済状況も示唆された。 |
researchmap用URL | https://www.c-linkage.co.jp/jes55/index.html |