ウガイ サチエ
ugai sachie
鵜飼 祐江 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
職種
准教授
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発表年月日 | 2016/06 |
発表テーマ | 「語りと呼称の関係について- 朧月夜の呼称から」 |
発表学会名 | 日本文学協会第36回研究発表大会 |
主催者 | 日本文学協会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 岩手県立大学 |
発表者・共同発表者 | 鵜飼祐江 |
概要 | 『源氏物語』の朧月夜の君は、光源氏との出逢いの物語に因む「有明」「有明の君」という呼称を有しており、結局は、政敵右大臣家の娘という文脈で描いてゆくのだとしても、出逢いの場面をそれとは異なる物語として語ろうとする姿勢が垣間見られる。
物語の後半には官職型を中心とする呼称に切り替わってゆくことも視野にいれ、「有明」呼称の創作過程を辿りながら、呼称が、どのような物語や語りと関わりながら選択されるのかを考察した。 |