ウガイ サチエ
ugai sachie
鵜飼 祐江 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
職種
准教授
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発表年月日 | 2018/10 |
発表テーマ | 「「花散里」という呼称―人物造 型の方法としての呼称」 |
発表学会名 | 平成30年度中古文学会秋季大会 |
主催者 | 中古文学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | ノートルダム清心女子大学 |
概要 | 「花散里」は、姉の麗景殿女御と光源氏の贈答歌の中に詠み込まれた一語から呼称化している。花散里巻の当該人物像は曖昧で、恋物語としても中川の女の方が印象深い。花散里巻は当該人物を語る物語になっていないのである。
「花散里」について、呼称が内包する物語内容を追いつつ、「花散里」の語のイメージも確認しながら、この呼称が喚起するものは何か、総代的性格と評される花散里像とどのように関連しているのかを考察した。 |