マスブチ ユウコ
MASUBUCHI Yuko
増淵 裕子 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
職種
准教授
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発表年月日 | 2024/03/06 |
発表テーマ | 青年のアイデンティティへの気づきを捉える試み |
発表学会名 | 日本発達心理学会第35回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 大阪国際交流センター |
開催期間 | 2024/03/06~2024/03/08 |
発表者・共同発表者 | 増淵裕子 |
概要 | 本研究では、青年のアイデンティティへの気づきを探索的に検討することを目的とした。大学3・4年生22名を対象に、自由記述形式の質問紙調査を実施し、Ⅰ自分らしさへの気づきとⅡ自分の過去・現在・将来に関する気づきについて、①気づきの内容、②時期、③きっかけ、④場面を尋ねた。KJ法による分類の結果、①性格、興味関心、希望の生き方や職業等について、②大学2・3年生の時期に、③何らかの活動(就職活動、課外・正課活動)、対人関係、内省等をきっかけに気づいている者が多かった。また、④のχ2検定の結果、Ⅰは対人場面が多く、Ⅱは単独場面が多かった。Ⅰ(横軸、空間軸)は、対人場面での、他者からの自身の特徴の指摘や自己と他者との比較、就職活動の面接やグループディスカッション等が多く気づきに繋がっていたのに対し、Ⅱ(縦軸、時間軸)は、単独場面での、就職活動の自己分析や進路についての内省が多く気づきに繋がっていた。 |