ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
専任講師
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発表年月日 | 2005/07 |
発表テーマ | 「世間」と電子メディア―中上健次「十九歳の地図」における物語の変容 |
発表学会名 | 2005年度立教大学日本文学会大会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 立教大学 |
概要 | 「十九歳」の「ぼく」が、「電話」という非場所的な電子メディアと深く関わり、一方で新聞配達の中で身体化した「地図」に拘泥するあり方に注目したものである。そしてそのせめぎあいの果てに、〈不安〉な身体を抱え「白痴」となる結末が、〈子ども期〉の解体、消費社会化における「現実」/「虚構」という境界の揺らぎを体現するものとなっていることについても述べていった。 |