ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
准教授
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発表年月日 | 2010/06 |
発表テーマ | 「日本人」と人工性―梶原一騎、中上健次作品における〈人種〉表象 |
発表学会名 | 2010年度東京学芸大学国語国文学大会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京学芸大学 |
概要 | 梶原一騎、中上健次作品の〈人種〉の表象分析を行い、「日本人」の表象が必然的に西洋人に「同一化」してしまう構造を孕むものとして描出されていることを明らかにしたものである。加えて、日本のマイノリティが「日本人」を演じる図式の反復が、結果的に「日本人」という実体自体の虚構性、またその大枠にある西洋の枠組み自体の虚構性、人工性を暴くものとなっていることについても述べていった。 |