ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
准教授
|
|
発表年月日 | 2016/09 |
発表テーマ | 〈3・11〉とサブカルチャー表象 |
発表学会名 | 第56回立教大学日本学研究所研究例会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 立教大学 |
概要 | エンターテインメントとしてのマンガは敵/味方という構図を好んで描いてきたが、描きえないもの、描きにくさを抱えながらも、数多くの作品が〈3・11〉を様々な角度から表象している。当事者として描くもの、現地への取材を重ねながらあくまでも〈他者〉としての視点で描くもの、または連載中の作品が、突如リアルタイムの事象として対象としていく場合などもある。そこでは明確に敵/味方というエンターテインメントの構図を描き出す作品も生まれていくが、本発表では、先述の〈公〉と〈私〉の問題系に加え、そのような事態の中でマンガという表現方法にどのような変容が起こっているのかということもあわせて論じたものである。 |