ウエマツ ヨウコ
UEMATSU Yoko
植松 容子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
国際文化研究所 所属教員
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
職種
准教授
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発表年月日 | 2019/03/23 |
発表テーマ | 日本語学習者が狂言を楽しむための情報提示のあり方ーあらすじの英訳を例に- |
発表学会名 | 第52回日本語教育方法研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 三鷹市(杏林大学井之頭キャンパス) |
発表者・共同発表者 | 植松容子、山本晶子、御手洗碧、松村咲歩 |
概要 | 日本の伝統芸能の中で能や歌舞伎は留学生にもよく知られているが、狂言の認知度は低いため、昭和女子大学日本文化発信プロジェクトでは留学生に狂言の魅力を伝える活動を行っている。今年度は「狂言の台詞を楽しむ」ことを目的に、演目「附子」のあらすじを日本語及び英語で記した上で、台詞の一部を示す冊子を作成した。その冊子をもとに非漢字圏の日本語学習者を対象に調査した結果、英訳があることで理解が促進されることが示唆された。一方、鑑賞前にあらすじを読みたくないという声や、キーワード(例:附子)を理解していなかったために誤解が生じたケースも見られた。あらすじの英訳に加えて、内容の予測を促す工夫が必要でると考えられる。 |