ソ ミンジョン    Minjung SEO
   徐 珉廷
   所属
国際学部 国際学科
   職種
准教授
発表年月日 2017/12
発表テーマ Discussant(Kwang-il Yoon「Measuring Human Rights in North Korea」)
発表学会名 2017SIMS International Conference:Human Rights & Identity in the Age of the Extremism
主催者 Sookmyung Institute for Multicultural Studies
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(招待・特別)
単独共同区分 単独
開催地名 淑明女子大学(ソウル)
概要 ユンクァンイル氏(淑明女子大学)の研究発表「北朝鮮における人権指標開発の必要性」に対する討論コメント。2017年現在韓国国内の脱北者は3万人を超えている。北朝鮮の深刻な人権被害は彼らの証言と韓国国内外の言論の取材、UN調査報告書、国際人権監視団、北朝鮮人権委員会など国際人権NGOの報告書、米国務部報告書などで伝えられてきた。北朝鮮は独裁体制を70年間近く維持している閉鎖的な国で人権はもちろん一般的な情報すら自由に得ることができない地球上類例ない国である。そのため、北朝鮮における人権研究と改善法案はどんな接近方式をとってもその方法論と結論で限界を持つしかない。そんな中、今回ユン教授グループは人権指標に対する研究成果を用いて北朝鮮人権指標を開発する初の試みが行われた。今までの北朝鮮人権研究は事例を中心にした質的研究が多い中、今回の研究は量的研究であり、既存の研究に加え、客観的で全般的な北朝鮮人権状況と水準に対する実情を把握するのに一助すると期待できる。