フジシマ ヨシツグ    FUJISHIMA Yoshitsugu
   藤島 喜嗣
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 心理学専攻
   職種
教授
発表年月日 2014/09/11
発表テーマ 誠実性概念の活性化が将来予測に及ぼす影響:自己との連合と時間的距離による調整効果
発表学会名 日本心理学会第78回大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
開催地名 同志社大学
概要 誠実性概念の活性化が試験勉強に関する将来予測に影響するか、その効果が時間的距離によって調整されるか、さらには、誠実性概念と自己との連合強度によって調整されるかを検討した。解釈レベル理論に基づき、活性化した誠実性に同化した予測がなされるのは、予測対象の時間的距離が遠方で、誠実性と自己との連合がみられる場合に限定されると予測した。誠実性概念を文章構成課題で活性化操作したのち、時間的距離の異なる将来予測をさせ、その後、自己との連合強度を測定した。その結果、予測通りの結果が得られず、時間的距離感に時間的距離と自己-誠実性の連合強度と活性化の影響が認められた。対処可能性知覚の問題として考察し、よりよい検証方法について議論した。