オオバ ミワコ
OHBA Miwako
大場 美和子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
職種
准教授
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発表年月日 | 2016/03/20 |
発表テーマ | 介護福祉士国家試験の筆記試験で使用された文法・語彙項目の特徴の分析 |
発表学会名 | 第37回社会言語科学会大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 日本大学 |
概要 | 本研究では、EPA介護福祉士候補者の効率的な日本語学習をめざし、6回分の介護福祉士国家試験の筆記試験(22‐27回、2009‐2014年度)で使用された文法・語彙項目の特徴を、旧日本語能力試験の観点から分析した。文法項目の分析では、1級は1項目、2級は46項目のみの出現で、3級も特定の項目に出現が集中していた。語彙項目の分析では、延べ・異なり語数ともに動詞より名詞の出現が圧倒的に多く、名詞は級外語彙が40%を超え、介護の専門語彙が多くを占めた。日本語教育では、文法は頻出する項目に絞って導入し、語彙は介護の場面の状況を設定して専門語彙を効率的に導入する方法を検討する必要があると考える。 |