オオバ ミワコ
OHBA Miwako
大場 美和子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
職種
准教授
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発表年月日 | 2020/12/05 |
発表テーマ | 日韓接触場面の話題開始と情報交換の分析-会話データ分析の教材開発を目指して- |
発表学会名 | 韓国日語敎育学会2020年度國際學術大會(第37・38回) |
主催者 | 韓國日語敎育學會 · 言語文化教育研究学会(日本) 共同開催 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | オンライン |
概要 | 本研究の目的は、韓国人日本語学習者の参加する初対面会話を対象に、人数の違いによる話題開始と情報交換の方法の特徴を明らかにし、会話データ分析の初学者対象の教材開発へつなげる観点を考察することである。データは、基軸の参加者K(韓国語母語話者、日本語上級)を設定し、20分程度の日韓初対面会話を二者と三者で収集した。分析は、全会話の話題区分を行い、参加者別に、(1)話題開始の頻度と方法、(2)情報提供数、(3)情報交換の型の集計を行った。分析の結果、参加者の人数は違っても参加者間の(2)情報提供数は比較的均等であることが明らかとなった。一方、(1)話題開始の頻度と方法、(3)情報交換の型は、二者と三者で異なる現象が観察された。以上の特徴をふまえ、会話データ分析手法の指導の観点として教材開発につなげる提案を行った。 |