オオバ ミワコ    OHBA Miwako
   大場 美和子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
   職種
准教授
発表年月日 2020/12/20
発表テーマ 接触場面を創り出すプロセスにおける問題の調整の分析-昭和女子大学とテンプル大学ジャパンキャンパスの学科間交流を対象に-
発表学会名 NINJAL国際シンポジウム 「第11回 日本語実用言語学国際会議 (ICPLJ11) 」
主催者 国立国語研究所
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 オンライン
発表者・共同発表者 大場美和子・松橋由佳・山本晶子・山口麻子・丹下暖子
概要 昭和女子大学(SWU)とテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、TUJの校舎移転(2019年9月)により、日米の大学が物理的に隣接する珍しい状況となった。学生の移動は容易となったが、日米の大学という異なる組織であり、交流の達成には予想外の問題が多発し、両大学の交流担当教員(日本語母語話者、SWU3名、TUJ2名)が問題の調整を行ってきた。そこで、本研究では、日米の大学間の交流を通して学生同士の接触場面を創り出すことを目指した教員のやりとりのプロセスを、言語管理理論の枠組みから見直し、そこで発生した問題とその調整が実は3つ(①調整しうる問題、②交流のリソースとなる問題、③留意されなかった問題)に集約できることを明らかにし、その特徴を提示した。