フジサワ タダモリ    FUJISAWA Tadamori
   藤澤 忠盛
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
国際文化研究所 所属教員
   職種
准教授
発表年月日 2016/08
発表テーマ 「まち・ひと・しごと創成総合戦略」を基軸とした都市のコンパクト化の研究―「地方人口ビジョン」より-
発表学会名 日本建築学会全国大会2016
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 葛原俊秀2**
概要 研究目的
急激な人口減少がおこると、生産年齢人口の割合は現在よりも当然低くなる為に、税制の制約はさらに厳しくなる。都市施設・インフラの基本的な整備にかける予算は追いつかなくなり、結果都市は荒廃・消滅する可能性を持つ。需要と供給のバランスの崩れた、過剰状態を防ぐ為に、都市施設・インフラの「削減と配置の再編」をすることが重要である。そこで政府は総合戦略の施策部分に「小さな拠点」づくりや「コンパクトシティ」の推進など、地域の実情に応じたまちづくりを推進している。
本研究では平成28年3月末の段階ですでに公表されている「地方人口ビジョン」と「まち・ひと・しごと創成総合戦略」を調査し、その結果人口減少率が最も高い市町村を割り出した。
各市町村の人口ビジョンを分析し2040年・2060年を基準とした人口予想推移を明らかにし,その後、「小さな拠点」づくりやコンパクトシティの推進など、地域の実情に応じたまちづくりの記載の有無を調査した。人口減少率が最も高い市町村のコンパクト化の計画実態とその方法論を分析し導き出すことが目的である。