コニシ カナエ    KONISHI Kanae
   小西 香苗
   所属
食健康科学部 管理栄養学科
 
女性健康科学研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活科学研究専攻
   職種
准教授
発表年月日 2019/10/24
発表テーマ 妊婦面接と乳児健診からみた母子の現状 ~品川区の健診アンケート項目から~
発表学会名 第78回日本公衆衛生学会
主催者 日本公衆衛生学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 高知県 高知市
発表者・共同発表者 中島圭子、永井靖子、今井美香子、北澤幸子、三浦由紀子、榎本芳美、福内恵子、小西香苗
概要 わが国で増加する低出生体重児や20、30歳代女性のやせ体格、エネルギー・栄養素摂取不足などの現状を背景に、DOHaDの観点から妊娠前~妊娠中の適切な栄養摂取及び体重管理が重要視されている。そこで品川区の現状を把握し、母子への効果的な栄養指導につなげることを目的として、妊娠前体格と児の体重、母親の食生活について検討を行った。
平成29年1月から12月までに出生届のあった3,714名のうち保健センターの乳児健診に来所し、カルテに記録のあるもの3,366名を対象とした。妊婦面接時の年齢、妊娠前BMI、乳児健診受診時の母親の食生活調査票、在胎週数、分娩方法、出産歴、既往歴、及び出生時身長・体重、乳児健診時の身長・体重、栄養方法等の記録を用いた。
妊娠前BMIと出生体重及び乳児健診時体重に有意な正の相関がみられた(P<0.001)。栄養方法では、母乳栄養児54.2%、混合栄養児34.5%、育児用粉乳11.3%であり、混合栄養児が有意に小さい。母親の欠食ありは25.7%で、朝食欠食は17.6%であった。育児用粉乳のみを使用している母親の朝食欠食は、25.5%であった。