コニシ カナエ
KONISHI Kanae
小西 香苗 所属
食健康科学部 管理栄養学科
女性健康科学研究所 所属教員
生活機構研究科 生活科学研究専攻
職種
准教授
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発表年月日 | 2020/09/02 |
発表テーマ | 女子大学生における時間栄養学を取り入れた生活習慣・食習慣改善の介入研究 |
発表学会名 | 第67回日本栄養改善学会 |
主催者 | 日本栄養改善学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 紙上発表 |
発表者・共同発表者 | 小西香苗 |
概要 | 「本報告の全般担当」
本研究は、女子大学生を対象に時間栄養学を取り入れた生活習慣・食生活改善のための積極的支援の介入効果の検証を行うことを目的としている。さらに介入効果の有無別にどのような要因がその効果に影響を与えているのか検討を行うことも目的とした。 【方法】健康な女子大学生を対象に、時間栄養学を取り入れた生活習慣・食習慣改善介入プログラム(Smile Project)を実施した。2015年から2019年度までの5年間のプログラム参加者212名のうち、参加回数1回、BMI18.5以上25.0未満、体脂肪率28%以上の80名を最終解析対象とした。 【結果】生活習慣、食習慣では、効果あり群において間食をしない者、夜食をしない者、夕食開始時刻が20時以降の者、週の運動時間が1時間以上の者、睡眠時間が7時間以上の者の割合が有意に増加した(p<0.05)。さらに、心理的要因では、効果あり群のCES-D得点の平均値とSE得点の平均値が有意に低下(p<0.05)し、学習意欲得点が有意に増加した(p=0.004)。 【考察】効果あり群では、運動時間や睡眠時間を増やすだけでなく、間食や夜食の頻度を減らすことなど生活習慣全体を改善することで効果が出やすくなったと考えられる。 |