コニシ カナエ    KONISHI Kanae
   小西 香苗
   所属
食健康科学部 管理栄養学科
 
女性健康科学研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活科学研究専攻
   職種
准教授
発表年月日 2021/10/07
発表テーマ 大学教職員のやせに影響を及ぼす要因の検討
発表学会名 第59回全国大学保健管理研究集会
主催者 全国大学保健管理研究集会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 オンライン開催
開催期間 2021/10/06~2021/10/07
発表者・共同発表者 佐田文宏、西條泰明、小西香苗、田中誠一、柳元伸太郎
概要 大学教職員健診受診者を対象に、男女別にやせに影響を及ぼす要因を検討した。
【方法】2017年度東京大学教職員健診受診者のうち同意の得られた12,533名(男性6,397名、女性6,136名、平均年齢41.5±10.8歳)を対象とした。血液検査、生活習慣調査票の各項目からやせと関連する要因をロジスティック回帰分析により解析した。
【結果】やせの割合は、女性の方が男性よりも高く、40歳未満の若年層では26.2% vs. 9.2%、40歳以上の高年層では17.2% vs. 3.0%であった(いずれもP<0.001)。若年層では、女性の場合、中性脂肪高値、尿酸高値(以上P<0.01)、週1回以上の1回30分以上の軽く汗をかく運動、一人暮らし、朝食の米類摂取(以上P<0.05)がやせとの負の関連がみられた。一方、HDLコレステロール高値、血小板数高値(以上P<0.01)、クレアチニン高値、一週間の米類の摂取回数(P<0.05)はやせとの正の関連がみられた。。男性の場合には、飲酒、eGFR低値(以上P<0.001)、週1回以上の1回30分以上の軽く汗をかく運動、収縮期血圧高値、中性脂肪高値(以上P<0.01)、LDLコレステロール高値、ALT高値(以上P<0.05)がやせとの負関連がみられた。