タナカ ナオコ    TANAKA Naoko
   田中 奈緒子
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 心理学専攻
   職種
教授
発表年月日 2021/10/30
発表テーマ TAT物語産出時の視線運動と自閉症傾向との関連-主要部分への注視時間に着目して-
発表学会名 日本ロールシャハ学会第25回大会
主催者 日本ロールシャッハ学会
学会区分 全国学会
発表形式 その他
単独共同区分 共同
開催地名 web開催
開催期間 2021/10/30~2021/10/31
発表者・共同発表者 田中奈緒子・木村あやの・大森幹真
概要 大学生を対象として,TAT(主題統覚検査)実施時の視線運動パターンを注視点計測装置により測定し,視線運動パターンと産出された物語内容を用いて,TATの物語産出時の認知・思考プロセスを検討し,TAT分析・解釈の際の規準を提示することを目的とした。実験の結果から,図版の主要部分,特に主人公と設定される(されやすい)領域への1停留あたりの注視時間と関連するということは,自閉症傾向が高いほど,人の状況や人の内的世界をスムーズに想像することが難しいこと、また自閉症傾向の高さと複雑な人間関係を想像しにくいこととの関連が示唆された.