マツナガ シノブ    MATSUNAGA Shinobu
   松永 しのぶ
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
発表年月日 1996/10
発表テーマ 自閉症児のシンボル機能の発達と行動における追跡的研究
発表学会名 日本小児精神神経学会第76回大会「小児の精神と神経」第37巻2号(1997年) 156頁~157頁
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 松永しのぶ、太田昌孝、金生由紀子、永井洋子
概要 自閉症児9例の3歳から10歳までの認知発達を追跡し、認知発達経過の異なる2つの症例を取り上げて適応行動の獲得と治療的働きかけについて検討した。無シンボル期に留まっている症例では、情動の不安定さ、自傷に対する治療的配慮が常に必要であったが、発達に合わせた持続的な働きかけを行う中で日常生活内での適応は向上した。シンボル機能が確実になった症例では、言葉や文字でのコミュニケーション、行動の調節が可能となり家庭や学校での適応、対人関係の幅が広がったことを明らかにした。