マツナガ シノブ    MATSUNAGA Shinobu
   松永 しのぶ
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
教授
発表年月日 2016/05/01
発表テーマ 臨床研究用「絵画完成課題」遂行の個人差－ ASD およびADHD傾向との関連 －
発表学会名 日本発達心理学会第27回大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 札幌市
発表者・共同発表者 〇木村あやの・松永しのぶ・松野隆則・渡邉慶一郎・橋本大彦
概要 大学生20名を対象に臨床研究用PCT（松永他,2015）を実施し、ASD傾向（AQ）およびADHD傾向（ASRS）との関連を検討した。AQ、ASRS得点を説明変数、PCTの正答数、回答時間を目的変数とする重回帰分析の結果、ASD傾向がPCT課題遂行に及ぼす影響は課題のタイプによって異なることが示された。ASD傾向は、悉皆走査的な部分処理を必要とするタイプのPCT課題遂行においては促進的に機能する可能性がある一方、領域固有知識との照合による場面全体の理解を必要とするタイプのPCT課題においてはADHD傾向とは独立して負の影響を及ぼしていることが示唆された。