マツナガ シノブ
MATSUNAGA Shinobu
松永 しのぶ 所属
人間社会学部 心理学科
生活機構研究科 心理学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
生活心理研究所 所属教員
職種
教授
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発表年月日 | 2018/03/24 |
発表テーマ | 埋没図形課題遂行における視線運動の個人差ーASD傾向およびADHD傾向との関連 |
発表学会名 | 日本発達心理学会第29回大会 |
主催者 | 日本発達心理学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 宮城県仙台市 |
発表者・共同発表者 | 木村あやの、松永しのぶ、松野隆則 |
概要 | 自閉スペクトラム症(ASD)は「埋没図形課題」(EFT)で良好な成績を示すことが報告されており、ASDの部分処理-全体処理の特異性と関連付けて論じられている。本研究では大学生を対象にEFT 遂行時の視線運動を部分-全体処理の観点から分析し、ASD傾向およびADHD傾向との関連性について検討した。その結果、ASD傾向とADHD傾向はそれぞれ独立して単純図形と複雑図形への注視割合に影響を及ぼしており、いずれもより高いほど複雑図形への処理時間の割り当てが相対的に高く、ASD傾向の中では特に「細部への注意」がEFTでの視線運動の個人差に影響を及ぼしていることが明らかになった。 |