タカオ テツヤ
TAKAO Tetsuya
高尾 哲也 所属
食健康科学部 食安全マネジメント学科
生活機構研究科 生活科学研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
女性健康科学研究所 所属教員
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
|
|
発表年月日 | 2016/03/28 |
発表テーマ | 培養細胞を用いたナノセルロースの障害性とアレルギー性の検討 |
発表学会名 | 日本木材学会大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 高尾哲也, 小川睦美, 中山榮子, 下川知子, 林徳子, 眞柄謙吾, 池田努 |
概要 | セルロースナノファイバー(NC)の食品への利用に関する研究は進んでいない。そこで,タケノコ等で食経験のあるタケを原材料としたNCを試料とし,培養細胞を用いてNCの障害性とアレルギー誘発性の検討を行った。Caco2およびRBL2H3細胞株を用いて腸管モデルを構築し,Caco2粘膜上皮側にオゾン漂白タケNC(BO),二酸化塩素Wise法漂白タケNC(BCI)および市販セルロースパウダー(Cel)をHBSSで希釈,懸濁して添加した。細胞障害の指標にはCaco2およびRBL2H3からの乳酸脱水素酵素活性(LDH)を,アレルギー誘導性の指標にはRBL2H3からのHistamine遊離量を用いた。HDLはCaco2のBOで,対照であるHBSSに対して有意に低値を示した。Histamine遊離量は全ての試料でHBSSに対して有意差を示さなかった。本研究は革新的技術創造促進事業の一環として実施された。 |