タカオ テツヤ
TAKAO Tetsuya
高尾 哲也 所属
食健康科学部 食安全マネジメント学科
生活機構研究科 生活科学研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
女性健康科学研究所 所属教員
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
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発表年月日 | 2021/08/28 |
発表テーマ | いくつかの苦味物質とアミノ酸刺激による唾液腺由来細胞A253の応答性と味覚・唾液関連遺伝子発現性の変化 |
発表学会名 | 日本食品科学工学会第68回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催期間 | 2021/08/26~2021/08/28 |
発表者・共同発表者 | 榊原七美, 高尾哲也, 青木三恵子, 高尾恭一 |
概要 | A253を培養後、Ca2+蛍光プローブであるFluo-8を細胞に導入した。導入後苦味物質およびアミノ酸により刺激した。応答性の測定は蛍光マイクロプレートリーダ用いて行った。また、hTAS2Rsおよび唾液関連遺伝子の発現性を、刺激後の細胞からtotalRNAを取得し、qRT-PCR法を用いて検討した。A253はQuine、Papaverineの刺激により濃度依存的に応答した。同様に苦味を有するアミノ酸であるArginine、Histidine、Isoleucine、Phenylalanineの刺激により、濃度依存的に応答した。また、苦味と甘味を有するCystine、Lysine、Methionine、Prolineの刺激により濃度依存的に応答した。Leucineによる刺激では応答を示さなかった。甘味を有するAlanineおよび旨味を有するNa-Glutamateの刺激によっても濃度依存的に応答した。酸味を有するAspartic acidおよびGlutamic acidでは応答性を示さなかった。Papaverine刺激によりAmylaseの発現性は上昇する傾向を示した。アミノ酸刺激による遺伝子発現性に関しては現在検討を行っている。本研究は昭和女子大学研究助成金により行われた。 |