シモムラ クミコ    SHIMOMURA Kumiko
   下村 久美子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
国際文化研究所 所属教員
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
   職種
教授
発表年月日 2017/06/28
発表テーマ ベトナムの南部に伝わる黒檀の実を用いた絹の染色
発表学会名 一般社団法人 日本家政学会 第69回大会
主催者 一般社団法人 日本家政学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 奈良女子大学
発表者・共同発表者 細谷美帆、小原奈津子、下村久美子
概要 ベトナム南部のタンチャウ村の黒檀染めについて、伝統的な染色方法が絹布に与える効果を明らかにすることを目的として実験を行なった。斜文織の絹布(白布)、これを合成染料で染めた布、現地で入手した黒檀染めの布のⅢ種類の布について、染料の付着状態、織密度、織組織、厚さ、質量、染色堅牢度、光沢、保温性、通気性、ドレープ性を比較した。その結果、黒檀染めの布は色素が付着して布が厚く、質量は白布の2倍になっている。しかし、保温性、通気性は低下していた。光沢度は高く、染色堅牢度も高かった。