コハラ ナツコ    KOHARA Natsuko
   小原 奈津子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
国際文化研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
   職種
特任教授(準常勤)
発表年月日 2016/06/26
発表テーマ ベトナムタンチャウ村に伝わる植物を用いた絹の伝統的な染色
発表学会名 日本繊維製品消費科学会研究発表会
主催者 日本繊維製品消費科学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 東京家政大学
発表者・共同発表者 下村久美子、相島雪乃、細谷美帆、小原奈津子、Phan Hai Linh
概要 ベトナム南部のタンチャウ村で、黒檀の実を使用して伝統的な手法で黒色の布を製造する工場が一軒のみのこっている。この工場では糸を仕入れ、糸撚り、糊つけ、整経、機上げ、精錬、織り、染色を一貫して行っている。ここでは黒檀の実のみだけでなく、これに十種類の植物をそれぞれ加えて染色した布も製造している。本研究では、この工場で製造されている植物染料を用いて染色した絹布について、布の色相、光沢、染色堅牢度を合成染料で染色した絹布と比較し、その特徴を明らかにすることを目的とした。この結果、タンチャウ性の絹布はくすみがあり、黄色味が高い傾向があり、光沢度が高く、染色堅牢度も合成染料の染色に劣っていないことが明らかとなった。