コハラ ナツコ    KOHARA Natsuko
   小原 奈津子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
国際文化研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
   職種
特任教授(準常勤)
発表年月日 2017/05/28
発表テーマ ベトナム南部に伝わる黒檀の実を用いた絹布の染色
発表学会名 日本家政学会第69回大会
主催者 (一社)日本家政学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 奈良女子大学
発表者・共同発表者 細谷美保、小原奈津子、下村久美子
概要 ベトナム南部のタンチャウ村では黒檀の実を用いて伝統的手法で絹布の染色を行っている。その染色絹布は黒く、ぬめりと光沢の強い独特の外観と触感を有している。この黒檀の実の染料(抽出液)は樹脂コーティングのように繊維の周囲に厚く付着しており、このため糸間は詰まり通気性が低下し、布重量は2倍となっていた。染色布の表面は滑らかで、未染色布より固くなっていた。摩擦堅牢度を除く染色堅牢度は全般に高く、染色による強度低下も見られなかった。