シマタニ マキコ    SHIMATANI Makiko
   島谷 まき子
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
教授
発表年月日 2018/08/31
発表テーマ 被主張性が精神的健康に与える影響について-対人不安と対処方略との関連に注目して-
発表学会名 日本心理臨床学会第37回大会発表論文集P247
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 神戸市
発表者・共同発表者 竹山馨・島谷まき子
概要 本研究では、非主張性を規定する要因として対人不安を、非主張性と精神的健康の媒介要因として対処方略をとりあげ、「主張しない」非主張性と「主張できない」非主張性の質的な違いを検討した。その結果、非主張性を測定するために用いた発言抑制尺度の因子構造として、「自他志向」「スキル不足」「拒否回避」「規範・状況」の因子が抽出された。また、非主張性には「主張できない」非主張性と「あえて主張しない」非主張性が存在し、非主張的であっても必ずしも精神的健康を低めていなかった。非主張的になる要因によって異なる対処方略を用いており、精神的健康に異なる影響を与えていた。よって、本研究では、非主張性の質的な違いが明らかになった。