タカハシ マナブ    TAKAHASHI Manabu
   高橋 学
   所属
人間社会学部 福祉社会学科
 
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
 
福祉社会・経営研究科 福祉共創マネジメント専攻
   職種
教授
発表年月日 2023/08/25
発表テーマ 急性期病院における看護補助者の心理的安全性に影響を与える要因の明確化(第1報)
発表学会名 第27回日本看護管理学会学術集会
主催者 日本看護管理学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 東京
発表者・共同発表者 加藤 恵里子1, 山本 綾子1, 杉原 弘容1
概要 (1)看護補助者の心理的安全性の状態:全体平均スコア3.39点であり、「挑戦」や「新奇歓迎」に関連した項目は、平均スコアよりも低い結果であった。(2)看護補助者、看護師間での看護補助者の役割認識:t検定の結果、有意確率(P)値< 0.05で認めた項目もありギャップが認められた。(3)看護補助者が認識している課題の程度:「看護師から業務へのフィードバックがある」(2.90)は最も低かった。(4)看護補助者の「心理的安全性」「看護補助者の役割認識」「コミットメント」はSpearmanの相関分析の結果、有意な関係性が認められた。看護師の「リーダーシップ」と「看護補助者に期待する役割認識」においても有意な関係性が認められた。看護師のラダーレベル間での有意差はなかった。(6)構造方程式モデリングの結果、看護補助者が「実践できている思う役割」の認識が高いと、「存在価値」の認識も高く、「はなしやすさ」や「提案」に繋がり、看護補助者の「やりがい」が高まる構造が示された。看護師においては、「チームワークを高めるためのリーダーシップ」の発揮は、「患者の安全・安楽をまもる看護補助者役割」に影響し看護補助者役割が明確に捉えられていた。