ワタナベ ユタカ
Watanabe Yutaka
渡邊 寛 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
職種
助教
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発表年月日 | 2023/09 |
発表テーマ | 「生きづらさ」は問題の個人化を促しているのか? ――計量テキスト分析を用いた新聞記事における心理主義的用語との対比から―― |
発表学会名 | 日本心理学会 第87回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神戸国際会議場 |
発表者・共同発表者 | 岩山孝幸・渡邊寛 |
概要 | 本研究では心理主義的な用語と比較しながら,「生きづらさ」が問題の個人化を促しているかを明らかにするために,新聞記事の計量テキスト分析を行った。 朝日新聞の1984年8月15日から2022年5月31日までの記事14,631件を対象に分析を行った結果,「心-傷」という表現の使用が減少し,対照的に「生きづらさ」の出現が増えていた。また,「生きづらさ」は当初,曖昧ながらもさまざまな社会的な困難を表現する言葉として使われていたが,徐々に個人が抱える問題や支援の対象として認識されるようになっていることが示された。 |