コニシ カナエ    KONISHI Kanae
   小西 香苗
   所属
食健康科学部 管理栄養学科
 
女性健康科学研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活科学研究専攻
   職種
准教授
発表年月日 2013/01
発表テーマ 胎児期からの食育
会議名 長野県 諏訪地区学校給食協議会講演会
開催地名 長野県 諏訪市
会議区分 地方会議
講演区分 特別講演・記念講演
単独共同区分 単独
発表者・共同発表者 小西香苗
概要 講演タイトル:「環境化学物質の次世代影響について ~ 胎児期からの食育 ~」
対象者:諏訪地区栄養教諭・栄養職員・給食調理員、約220名
講演要旨:妊娠期に母体を通じて胎児に健康影響を与える要因の概説を行い、中でも環境化学物質、母体の低栄養、放射能による食品汚染の3つについて、その健康影響の詳細を説明した。
 環境化学物質の殆どが食物を通じて体内に取り込まれ、日本人の場合はその多くが魚介類であること、PCB・ダイオキシン類、メチル水銀などの胎児期曝露影響は一生涯にわたることを示した。また、妊娠期の母体低栄養は児の将来の生活習慣病リスクを上昇させること(Barker仮説)、妊娠前・妊娠中からの女性の食事の大切さについて“食育は胎児期から”と称して講義を行った。食品の放射能汚染による内部被ばく影響について、今後、食に関わる専門家として真摯に向き合う必要性について概説した。