ナカヤマ エイコ    NAKAYAMA Eiko
   中山 榮子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
発表年月日 2016/03
発表テーマ 202030→203050の中で、木材学会ができること
会議名 第66回日本木材学会大会(名古屋)
主催者 日本木材学会
開催地名 名古屋大学
会議区分 国内会議
講演区分 基調講演
単独共同区分 単独
概要 日本木材学会ダイバーシティ推進委員会主催の若手研究者・学生のための第4回ランチョンミーティングにおいて、基調講演を行った。「202030」とは、社会のあらゆる分野において、2020 年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも 30%程度とする目標のことであり、「203050」とは、2030 年までに完全な男女平等な社会が実現することである。日本の管理的職業従事者に占める女性割合が諸外国に比べて低いこと、研究者に占める女性の割合が EU 諸国やアメリカ、ロシアなどの主要国に比べて低いこと、女性研究者が少ない理由として考えることが男女で異なっていることなどを各種データとともに紹介した。木材学会の場合学生会員に占める女性比率が 30%を超えているのに対し、一般会員では 10%に満たない。これには新しい女性学会員が増えても全体に占める割合はすぐには上昇しないという事情もあるが、女性の学生会員が社会人になっても学会を続けやすい体制作りが必要であることを示している。木材学会はこれまでにもダイバーシティ推進のためにいくつかの取り組みを行ってきたが、これからも学会が女性に対して様々な機会を与える取り組みが必要である。