教員紹介・研究業績
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(最終更新日:2022-05-17 19:05:15)
オガワ トム
OGAWA Tomu
小川 豊武
所属
人間社会学部 現代教養学科
職種
専任講師
受験生・学生へのメッセージ
大学生活にはその後の人生に大きな影響を与えるような様々な「出会い」があります。「人」との出会いはもちろんですが、大学では特に「学問」との出会いが重要です。私にも学生時代に、自分の物事の捉え方や考え方を根本的に変えてくれるような学問との出会いがありました。それが現在専門にしている「社会学」「メディア研究」との出会いです。それらの学問との出会いは、それまで私が素朴に信じていた世の中の成り立ち――家族、学校、友人関係、メディア文化、そして自分自身――を根本的に覆してくれるほど衝撃的なものでした。「自分の世界観をいったん壊し、もう一度つくりあげていくこと」。みなさんも、昭和女子大学でそのようなエキサイティングな経験をしてみませんか!?
ゼミ・研究室内容
テレビ、新聞、雑誌、映画、音楽といったマスメディアと社会とのかかわりについて、社会学・メディア研究の観点から探求していきます。その際、メディアの中身(番組、記事、作品の内容)よりもむしろ、それを取り巻く人々(テレビ局、新聞社、読者、視聴者など)の様々な実践に注目します。マスメディアやジャーナリズムに何らかの興味関心を持っていて、それを徹底的に探求していきたいという意欲を持った人の参加を望みます。
学問のきっかけ
上のメッセージに書いた、学生時代の社会学・メディア研究との出会いがきっかけです。もう少し詳しく言うと、学部時代の指導教員の先生の講義や、紹介していただいた本が、とにかく面白くて仕方がなかったこと。その魅力がその後、一般企業に就職して社会人になってからも、私を捉えて離してくれなかったことが、きっかけです。
主担当科目
「マスメディアと現代社会」「メディア理論」「社会調査の理論と方法」「社会調査実習Ⅰb・Ⅱb」
専門分野
社会学 (キーワード:メディア、コミュニケーション、若者)
最終学位
博士(社会情報学)
学歴
1.
2001/04~2005/03
早稲田大学 教育学部 社会科社会科学専修(学際コース) 卒業 学士(学術)
2.
2009/04~2011/03
東京大学大学院 学際情報学府 学際情報学専攻社会情報学コース 修士課程修了 修士(社会情報学)
3.
2011/04~2019/09
東京大学大学院 学際情報学府 学際情報学専攻社会情報学コース 博士課程単位取得満期退学
4.
2021/11/12
(学位取得)
東京大学大学院 博士(社会情報学)
職歴
1.
2016/10~
昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科 専任講師
2.
2016/09~2017/03
埼玉大学 教養学部 非常勤講師
3.
2016/04~2016/09
武蔵大学 社会学部 非常勤講師
4.
2015/04~2016/09
日本学術振興会 特別研究員(DC2)
5.
2013/04~2015/03
東京福祉保育専門学校 非常勤講師
6.
2013/04~2015/03
一般財団法人 社会調査協会事務局
7.
2012/04~2015/03
独立行政法人 労働政策研究・研修機構 人材育成部門 臨時研究協力員
著書・論文歴
1.
2022/01
その他
現代の若者と音楽のかかわり方 (単著) 2022/01
2.
2021/03
著書
場所から問う若者文化 (共著) 2021/03
3.
2020/02
著書
NNNドキュメント・クロニクル : 1970-2019 (共著) 2020/02
4.
2019/04
著書
音楽化社会の現在 (共著) 2019/04
5.
2019/04
その他
分断された都市の中の「階層最適化されたリアリティー」 (単著) 2019/04
6.
2017/02
著書
二十一世紀の若者論―あいまいな不安を生きる (共著) 2017/02
7.
2016/10
著書
〈若者〉の溶解 (共著) 2016/10
8.
2015/04
その他
社会学者は、経営者とクリエイターの対談を どう見たか (単著) 2015/04
9.
2014/10
論文
若者言説はいかにして可能になっているのか――心理学的知としての「モラトリアム」の概念分析 (単著) 2014/10
10.
2014/01
論文
戦後日本における「青年」「若者」カテゴリー化の実践――1950~60年代の新聞報道を事例として (単著) 2014/01
11.
2013/10
論文
若年層の政治関心と趣味 ――「趣味活動」と「趣味嗜好」という観点から (共著) 2013/10
12.
2013/10
その他
「従業員を「スピリチュアルに」管理するとはいかなることか──ブルデューの「象徴暴力」概念に依拠した理論的研究」(書評) (単著) 2013/10
13.
2013/03
論文
若者のサブカルチャー実践とコミュニケーション - 2010年練馬区「若者文化とコミュニケーションについてのアンケート」調査 (共著) 2013/03
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学会発表
1.
2021/11/13
大学生の生活と意識2020(6)――再帰的な友人関係は「濃密」で「希薄」か?(第94回日本社会学会大会)
2.
2020/10/10
「新しい生活様式」以前/以降のメディアと楽しみの技法へのアプローチ(日本マス・コミュニケーション学会2020年秋季大会)
3.
2019/10/06
東京を飼いならす――雑誌『東京ウォーカー』『東京カレンダー』の言説実践(第92回 日本社会学会大会)
4.
2017/11/04
マーケティング言説における「若者」・再考(第 90 回日本社会学会大会)
5.
2016/10/16
ブランド・アイデンティティ構築におけるデザインの有用性(日本マーケティング学会 マーケティングカンファレンス2016)
6.
2016/10/08
動機の文法としてのメディア論——若者言説における「メディア」概念 の用法に関する分析(第89回 日本社会学会大会)
7.
2015/10/25
萌芽研究プロジェクト報告 広告クリエーターはいかにして企業課題を解決しているのか―経営者とクリエーターの会話分析―(日本広告学会第46回全国大会)
8.
2015/09/26
広告クリエーターはいかにして企業課題を解決しているのか~経営者とクリエーターの会話分析~(日本広告学会2014年度第4回関東部会研究会)
9.
2015/09/20
現代若者文化の位相と地域性(9)都市度と音楽聴取スタイル(第88回 日本社会学会大会)
10.
2015/05/16
クリエーターから経営者への提言はどのように行われるのか(日本広告学会 クリエーティブ・フォーラム2015)
11.
2014/11/23
都市部の若者の「地元志向」「都心志向」を規定する要因とは何か――東京都練馬区の若年層を対象としたアンケート調査を事例として(第87回 日本社会学会大会)
12.
2014/11/08
ワークショップ「2000 年代以降のメディア文化をどう捉えるか? ―青少年の音楽生活に関する実態調査をもとに―」(日本マス・コミュニケーション学会 2014年度秋季研究発表会)
13.
2014/05/24
広告ターゲット分析 : 若年層の地元意識についての研究(日本広告学会 クリエーティブ・フォーラム 2014)
14.
2013/10
若者言説における心理学的知の作動――1970-2000 年代の「モラトリアム」概念の分析を事例として(第86回 日本社会学会大会)
15.
2012/11
青少年育成をめぐる言説における「健全」概念の位相――若者研究の新展開に向けて(1)(第85回 日本社会学会大会)
16.
2011/09
コミュニケーションにとって趣味とは何か④ ――若者の社会への関与という観点から(第84回 日本社会学会大会)
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講師・講演
1.
2020/12
昭和女子大学のPBL授業の取り組み
2.
2015/05
デザイナーと研究者とコンサルタントによる、 “経営課題に応えるクリエイターとは?”特別放談企画
委員会・協会等
1.
2015/10~2016/05
日本広告学会クリエ―ティブ・フォーラム実行委員会 実行委員
2.
2019/12~2020/02
関東社会学会 専門審査委員
3.
2020/10~2021/03
日本マス・コミュニケーション学会 選挙管理委員会 選挙管理委員
4.
2021/11~
関東社会学会 編集委員会 編集委員
所属学会
1.
2011/04~
日本社会学会
2.
2012/04~
日本マス・コミュニケーション学会
3.
2013/04~
関東社会学会
4.
2013/10
青少年研究会
5.
2014/04~
日本広告学会
6.
2014/10
ソーシャル・コンピュテーション学会
7.
2015/04~
日本都市社会学会
資格・免許
1.
2016/06/01
専門社会調査士
受賞学術賞
1.
2014/05
日本広告学会 クリエーティブ・フォーラム2014ポスターセッション 学生MEP(Most Expectative Presentation)
研究課題・受託研究・科研費
1.
2018/04~
戦後日本における「若者」を社会問題化する言説のエスノメソドロジー研究 若手研究
2.
2015/04~2017/03
戦後日本における「若者」をめぐる言説実践の歴史社会学 特別研究員奨励費
3.
2014/10~2016/01
広告クリエーターはいかにして企業課題を解決しているのか ~経営者とクリエーターの会話分析~ 競争的資金等の外部資金による研究